お菓子の沢菊

ことのおこりは昭和４６年、社長が久慈渓流で目にした一枚の看板。「ぶすのこぶ」と言葉の響きのとりこになった社長が産み出したオリジナル和菓子です。発売当初から一躍有名になり、味の良さからも「さわぎく」のロングセラー商品となっています。一昼夜蜜漬し練り上げた小豆あんにバター時雨種をまぶし高温でさっと焼き上げました。ふんわりさくさくの外側とみっちりつまったあんこは食べごたえ十分。

昔、昔、久慈渓流にブシと呼ばれるアイヌの一族とたくさんのゆかいなカニさん達が住んでおりました。お天気の良い日には、日当たりの良いくぼ地に仲間が集まり酒を汲み歌い踊って楽しい日々を過ごしていました。この地域一帯を「ぶすのこぶ」というのは、アイヌの方言ブシがなまってブスになり、カニさん達が好んで集まったくぼ地が「こぶ」になり「ぶすのこぶ」が生まれたという伝説が語り継がれています。

俳優 故、森繁久弥氏の一行が久慈を訪れた時のことです。山あいの里まで足をのばされ、昔ながらの郷土料理で温かくもてなされたことに感激した森繁さんが一筆記した「べっぴん村」。
そんな久慈の心をぎゅっとつめこんだお菓子が「桃べっぴん」。桃の赤ちゃんの実を丸ごとつめた上品な味わいは、茶席、ご進物、ご来客用の茶菓などに重宝されています。

「山ぶどう」は普通のぶどうに比べて多くのビタミン成分とミネラル成分を含み、酸味も強いけれど甘みも強いのが特徴。 粒が小さく種が大きいので、とれる果汁が少なく、貴重。この山ぶどうを濃縮し糖度30％に仕上げた贅沢なソースを チーズケーキの上にひとつひとつ手作業で絞って「久慈地方の蛍の群舞」を表現しています。ふわっととろけるチーズケーキと甘酸っぱい山ぶどうのハーモニーをお楽しみください。

岩手の南部鉄器をイメージした容器に入れたチーズケーキ半熟のふわとろクリーミー。レンジでチン！！してなお、とろ～り。いわてS-1スイーツフェア―　スイーツ人気投票第1位。グランプリ商品です。